津軽じょんがら節の唄(原曲)と曲弾きの違い

「津軽じょんがら節」は、日本の有名な民謡です。青森県にて、津軽三つ物、または、三大民謡と呼よばれています。細川たかしさんの「望郷じょんから」などで知ったという人も多いかもしれません。

津軽じょんがら節は「旧節」→「中節」→「新節」→「新旧節」という流れになってて、時代で変化・進化して来ています。

「旧節」や「新旧節」の違いは、例えるなら、 昔の歌を現代の歌手がリメイクして唄う感じですね。現代の歌手が歌うと全く違う感じになってる歌とかありますよね。あのイメージです。

私が三味線教室で、初心者の方に教えているのは、唄の前奏、伴奏を中心とした「新旧節」。

よく勘違いされる人が多いのですが、そもそも、三味線というのは、民謡や古典芸能の中で「伴奏」としての役割を果たします。唄う人の歌に合わせて伴奏するわけです。なので、本来は、単体で聴かせるものではありませんでした。

ただ「津軽三味線」は、そこから「唄う人無しでも曲を聴かせる」ってところで発展していきました。

吉田兄弟のような「三味線ライブ」が行われるようになり、三味線単体での演奏のイメージが強いですが、それもこれも「津軽三味線」がルーツというわけです。

さて、いわゆる「原曲」は、唄と一緒でなりたつ演奏です。

三味線前奏→歌(伴奏)→三味線間奏→歌(伴奏)…との繰り返しなので、一度覚えると比較的簡単にマスターすることが可能です。歌に合わせた伴奏というイメージですね。

そして、私が中級者向けで教えているのは「曲弾き」と言われる「三味線単体だけで聴かせる演奏」のことですね。こちらは、正直、突き詰めれば突き詰めるほど、ハイレベルになっていきます。私なんかも、もっともっと突き詰めたい!と思う感じです。

さすがにそれは、中級者の方には酷なので、まず入り口(入門編)として、曲弾の教室をしています。

ご興味ある方は、3ヶ月で「津軽じょんがら節」をマスターできるオンライン教室がありますので、ぜひ。

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