テーブルクロスの歴史と日本の布の歴史。

結婚式やお祝い事の席、ホームパーティーで、テーブルクロスが綺麗だと、その祝いの席が全体的に明るくなりますし、お客様へのおもてなしの気持ちも表現することが出来ます。

そのようなテーブルクロスのセッティング、コーディネート、空間プロデュースも有限会社山内は行っております。ただデザインするだけでなく、リネンサプライを長年やっているからこそ、テーブルクロスのレンタル、納品、洗濯まで一括で行えるのが、うちの強みでもあります。

テーブルクロスで食卓の上を彩るというのは、そもそも日本にはなかった文化でした。明治時代に入り、イギリスから入ってきたテーブルマナーとともに日本でも認知されるようになったと言われています。

でもよくよく思い出してみてください。日本文化を取り巻く布たちを…

日本慣習における布たち

お葬式の白と黒の布、あれを鯨幕(くじらまく)といいますが、あの布も日本の習慣です。実はお葬式のイメージがありますが、弔事・慶事に関係なく使用されるもので、皇室では、お祝い事にも用いられています。

また紅白幕。紅白幕は、入学式や卒業式などの慶事で主に使われていますね。

それから、青白幕(浅黄幕)。あまり馴染みのない幕かもしれませんが、「地鎮祭(じちんさい)」の時に使われる幕です。

ひな祭りのひな壇も赤い布で覆われています。これには、魔除けの意味があり、昔から、赤と決まっているのです。

このように布ひとつ取っても、様々な意味があり、歴史、伝統もあるわけです。

地域のイベントごとでも役立ちたい

ただ、単にテーブルクロスの事業はじめました!だけでなく、文化を残す、伝統を正しく伝えるという点でも、この事業が地域の行事などで役立てばいいなと思っています。

地域で使うひな壇の布、汚れていませんか?きちんと洗濯されていますか?アイロンはかかっていますか?毎年、セッティング大変ですよね。地域の神社などの神前幕などもお手入れ大変だと思います。

そのような悩みにもお役に立てれば幸いです。

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