ワイシャツのアイロンの温度、何度がベスト?

家庭で出来るプロの仕上がりYシャツのアイロンのかけ方と温度設定について、お話します。

アナタは、ワイシャツのアイロンがけの時、しっかりと温度設定していますか?

ちょっとしたことですが、その温度の差が、ピシッとしたワイシャツの決め手になります。

…といっても…アイロンの温度設定って…どーすれば良いか… 悩んでしまう人もいるかも知れませんね… そんな人の為に、それを解決する2つの方法を挙げます!

1.仕上げる衣類の洗濯物表示を見る

皆さんが持っている殆どの服には必ず洗濯物に関する表示(タグ)が付いているはずです。

失敗せずに仕上げるにはその表示を見てアイロンの温度設定をする事が確実な手段となります。

当たり前のことですが、とても大切な事です。

この写真のマークのように、アイロンの中に、点がある場合と「低」「中」「高」と書いてある場合がありますね。点の場合は、点の数が多い3つが「高温」です。2つなら「中温」、1つなら「低温」です。覚えておいてくださいね。

アイロンの温度が調節できるのは、熱に弱い素材があるからです。例えば、シルクやアクリル系の生地。間違って高い温度でアイロンを当てると、テカテカになったり、焦げたりするので要注意です。実は、ワイシャツも注意が必要なのです。

2.殆どの衣類は低温で大丈夫!

私の経験も交えて説明したいと思います。

現代のワイシャツは、ほとんどが、綿とポリエステルの混合生地になっています。(たま綿100%のものもありますが…)

なかでも、綿:ポリエステル=30%:70% この混合率のものが多いような気がします。

このようなワイシャツの場合は、アイロンの温度は「低温」で十分だと思います。 この低温というのは、80度~120度のことを指します。以前、私は中温度で仕上げた時に温度が高過ぎたせいで、シャツが焼けてしまいました。 「焼け」といっても焦げたのではなく当てた部分が黄色く変色する事です。 なんとなく、中温や、高温でやれば、しわがのびそう!と考えず、霧吹きをして仕上げても、スチームアイロンで仕上げても低温で十分仕上げる事が出来ますのでやってみてください。ジャケットやブラウスなども低温で十分です!

高温はいつ使うの?

じゃぁ、アイロンの高温なんて、絶対使わないじゃない!どんな時に使うの?という方もいらっしゃると思うので、参考までにご説明します。まず…

①衣類の表示が指定されている時

例えば、麻100%の衣類などは、その表示がされている場合があります。ただ、しわになりやすい素材ですので、ちょっとアイロンの当て方を間違うと逆にシワになる可能性もありますので注意です。

たまに麻100%でなくても、高温表示がされている場合があります。このような時は、高温で、シワが伸びても生地を傷めてしまうことがあります。そんな時は、当て布をしてアイロンをかけてくださいね。

②綿100%の生地で分厚いもの

…例えば、コックさんが着る服のようなやつです。白衣ではありませんので、お気をつけて。…ということで、高温は、普段家庭ではあまり使う事がないと思います

ワイシャツのアイロンの適温は?まとめ

ほとんどが「低温設定」で仕上げる!失敗のリスクも少ないのでオススメです。

霧吹きなどのテクニック、アイロンのかけ方など、YouTube動画も配信していますので、ご興味ある方は、ぜひご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いします!

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